ヤクルト村上宗隆内野手(22)が、3回に一塁強襲の安打を放つも「3冠王」浮上とはならなかった。

広島九里のカットボールをとらえ、一塁坂倉のミットをかすめファウルグラウンドに転がった。このとき、打率は3割2分4厘としたが、6回と8回の打席は凡退。結果的には3割2分2厘で、DeNA佐野の3割2分4厘に2厘及ばず。39本塁打、98打点は独走も打率は2位のままとなった。

試合は敗れ、チームは今季2度目の5連敗を喫した。

○…打線沈黙で今季2度目の5連敗を喫した。不調の塩見をリフレッシュのためスタメンから外し、組み替えた打線は7回までゼロ行進。8回に青木の犠飛による1点が22イニングぶりの得点で、この試合唯一となった。首位独走も7月以降は9勝18敗と苦戦しており、高津監督は「我慢するとか、乗り越えるとか、何か工夫していい状態に持って行かないといけない」と危機感を口にした。

▽ヤクルト星(3年ぶりの先発も3回6安打3失点)「久しぶりの先発で良い緊張感の中マウンドにあがることはできましたが、試合のリズムをつくることが出来ず悔しいです」

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