日本ハム万波中正外野手(22)が、自慢のパワーで風速11メートルを切り裂いた。2点を追う5回。ロッテ石川の得意球、シンカーを捉えた。左翼から一塁側方向への強風が吹く中で、ライナー性の打球はバックスクリーン左へ飛び込んだ。球場に詰めかけた観客からも大きなどよめきが起きた、強烈な12号ソロ。「今日も迷いはないです!」とコメントした万波がダイヤモンドを1周後にベンチへ戻ってくると、新庄剛志監督(50)も笑顔で出迎えた。

この1発で、チーム本塁打数は81本目となった。昨季は143試合で78本塁打とリーグ最少だったが、今季は102試合目となった9日西武戦(札幌ドーム)で飛び出した近藤のバースデーサヨナラ3ランで79本目。昨季の数字を超えた。

昨季は0本も今季は13本でチームトップの清宮、今季加入のアルカタンラが11本と大きく上積みしている。昨季5本の万波も、キャリアハイを大きく更新して本塁打増に貢献中だ。

長打力アップはチームにとって近年の課題だった。BIGBOSSの積極的な若手登用や個々の努力も重なり、着実に課題克服への成果が数字に表れている。

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