楽天岸孝之投手(37)が、6回1/3を10安打5失点で今季6敗目、プロ通算100敗目を喫した。

チームは金曜12連敗中。3ゲーム差で追う首位西武との直接対決。そのカード頭に、木曜登板が続いた岸がカード頭に回った。2回先頭の中村に左翼へソロを浴び、先制点を献上。6回2死一塁では、山川に左翼へ2ランを浴びた。これで被本塁打14で、12球団ワースト。「盗塁をケアするのにクイックで投げたのですが、自分のコントロールミスです。今井が良かっただけに、山川のホームランを防がないといけない状況でコントロールミスをしてしまった自分がいけないです」と悔やんだ。

7回は志願してマウンドに上がったが、1死二、三塁のピンチを招いた。外崎の打球が、岸のグローブに当たったが、二塁手浅村の逆をつき、中前へ。不運な形で2点を失った。

石井GM兼監督は「僕の先発ピッチャーの経験として、絶対に負けたくないという気持ちを持ってやってくれてると思うんですけど、行ったからには7回の2点は防いで帰ってきてほしかった。でもそうやって向かっていく気持ちは大事なので、否定的な話ではなくて、みんなが負けたくないという気持ちも持っている。勝ちたい気持ちは持っているので、すごく大事な部分ではあります」と話した。

▼通算100敗=岸(楽天) 12日の西武18回戦(楽天生命パーク)で今季6敗目を喫して記録。プロ野球121人目。初黒星は西武時代の07年4月13日のロッテ3回戦(千葉マリン)。

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