ロッテが岡のサヨナラ打で連敗を4で止めた。しかし、すんなり勝てなかった。1点を守りたい9回、守護神の益田直也投手が2四球でピンチを広げ、同点に追いつかれた。前日11日のソフトバンク戦でも、今宮に決勝弾を許しており、2夜連続でため息が広がった。

長年、試合の最後を託してきた。今季は43試合で25セーブ。一方で14試合で失点している現状もある。井口監督も何度となく「代わりはいない」と話してきたが、この夜は「ここまで頑張ってくれていましたけど、そこはしっかりと我々も本人と話しながら。チームにとって何がプラスなのか、考えていかないといけない時なのかなと思います」と慎重に言葉をつむいだ。オスナやゲレーロら助っ人陣も十分な力量を備えている。サヨナラの歓喜の裏で、借金はいまだ5つ。これ以上の“重い”負けは致命的になる中、首脳陣はどう判断するか。【金子真仁】

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