巨人直江大輔投手(22)が、4年目でようやくプロ初勝利をつかんだ。前回登板の6日ヤクルト戦(神宮)での危険球退場から切り替え、躍動感のある投球で6回3安打無失点と好投した。20年10月に腰椎間板ヘルニアの手術を受け、育成契約も経験。松商学園(長野)のエースの先輩でもある父晃さん(54)の存在にも支えられながら苦闘の日々を克服。巡ってきた8度目の先発チャンスをものにし、プロの第1歩を踏み出した。球団ではプロ野球タイ記録となる1シーズン7人目の勝利投手となった。

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巨人直江の父晃さん(東京ドームで生観戦し)「長野の田舎から出てきて、東京ドームで投げること自体すごいこと。たった1勝ですけど、わが家にとってはとてつもなく大きな勝利です。息子にはありがとうと言いたい」

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