ソフトバンクは23日、柳田悠岐外野手(33)の出場選手登録を特例2022適用で抹消した。柳田は前日22日に新型コロナウイルス陽性判定を受けていた。

楽天戦前に取材対応した藤本博史監督(58)は「筑後ホークスで頑張らなしょうがないよね。柳田が悪いことしたわけでもないしね。こればかりはしょうがない。いるメンバーでやるしかないんで。日替わりオーダーになりますけど、なんとかここを乗り越えて9月に持って行けたらいいんじゃないかなと思います」と話した。

22日は柳田に加え、田中正、周東、牧原大、柳町も陽性判定を受けた。先週から1軍の離脱者が相次いでいる状況だ。藤本監督は「今、陽性者でオーダー組んだらええメンバーやね。捕手も渡辺陸がおるか。DHおらんだけで、全部埋まるやんか。サード周東、ショート川瀬、(二塁)三森、(一塁)中村晃、(左翼)柳町、(中堅)牧原大、(右翼)柳田、全部埋まるな。すごいね。もう1チームできそうやね」と自虐的に笑った。

ただ、前カードの日本ハム3連戦では苦しい状況下で佐藤直や野村勇ら日替わりヒーローが飛び出した。「いいチャンスと思ってやってくれたらいい。データだけじゃなく、勘ピューターも働かせていきたいと思います」と、若手の奮起に期待した。

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