日本人最速150号に王手ヤ! ヤクルト村上宗隆内野手(22)が6回、45号逆転3ランを放った。球団日本人選手最多で並んでいた04年岩村の44本を塗り替える1発は、自身通算149本目。「清原超え」となる最速150号にあと1本と迫った。会心の一撃に感情を高ぶらせ、雄たけびをも見せた4番の1発で、チームは逆転勝利。史上7人目の500試合先発登板だった石川の黒星も消し去り、2位DeNAと4ゲーム差をキープした。

    ◇    ◇    ◇

村上が6回に逆転となる45号3ラン。39本打った昨年は6回以降に打った本塁打が10本しかなかったが、今季は1~5回が19本に対し、6回以降が26本と試合の後半でよく打つ。ヤクルトで45本以上打ったのは13年バレンティン60本以来2人目で、チームの日本人選手では04年岩村の44本を抜いて最多。チーム111試合目で45号は、85年バース(阪神)102試合、13年バレンティン(ヤクルト)107試合に次ぎ、64、67年王(巨人)に並ぶ3番目のスピード記録だ。これで村上は通算149本塁打。現在22歳6カ月の村上が、90年清原(西武)の22歳11カ月を抜く最年少150本塁打に王手をかけた。

【関連記事】ヤクルトニュース一覧