DeNAにとって、30日間で27試合が予定される超過密日程となる勝負の9月が始まった。今季は新型コロナウイルスの影響も含め15試合が中止。それに伴って、今月は9連戦、10連戦を含めた27試合が組まれた。連戦のポイントについて、三浦大輔監督(48)は「コンディショニングです。当たり前ですけど、体調管理ですよ」と挙げた。

メリハリをつけながら、コンディションを整えていく。三浦監督は「もちろん、疲労回復というのはすごく大きなポイントになりますけど、その中で自分の体調と相談しながら、ここはやっていいのか、ちょっと控えた方がいいのかというところはね、常に自分の体にセンサーを張り巡らせてやっていかないといけないと思います」と話した。

8月は月間18勝をマークし、97年8月の20勝に次ぐ球団史上2位タイを記録した。三浦監督は「7月に接戦が多かった中で、選手たちが自信に変えてくれたことが大きいと思います。先発がゲームを作る回数が非常に多かったですし、その中で中盤の少ないチャンスをしっかりものにできて、守り切ったというのが大きかった」と目を細めた。

この日は天候が不安定で、午後6時27分から雨で5分中断し、1度は再開したが、再び同36分から55分間中断された。先制点が大きなカギを握る中、3回に桑原が左中間席への先制の4号2ランをマーク。先発のロメロが順調な立ち上がりを見せる中、一振りで2点を先行した。【久保賢吾】

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