22年度後期のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の主演を務める女優福原遥(24)が、ファーストピッチセレモニーに登場した。

白と水色を基調とし、前後に番組開始日の「10・3」が記されたユニホームを着てマウンドへ。サウスポーから投じたボールはやや外角寄りに転がり、捕手のミットにおさまった。

福原は「本当に感動しました。夢のようで、みなさん憧れる甲子園の始球式ということでちょっと緊張していたんですけど、でもみなさん温かい拍手で出迎えてくださって。ビジョンで『舞いあがれ!』の今日初出しの映像が流れたときにすごく感動して。本当にうれしかったです」と満面の笑みで振り返った。

NHK・Eテレ(教育)の「クッキングアイドル アイ! マイ! まいん!」でまいん役を務めていた10年前の12年6月にKスタ宮城(現楽天生命パーク)で始球式を行って以来、人生2度目の始球式で「前回ワンバンしちゃったので、しないようにできたらなと思っていたんですけど、しちゃったので85点。いい点数」と笑った。

8月28日に24歳になったばかりの福原は「『舞いあがれ!』という空を飛ぶ話だったりとか、空にまつわることもすごく出てきて、こんなに天気も良くて、試合もすごく盛り上がる1日だと思うので、その日に関わらせていただたので、これからすごくいいスタートを切れるんじゃないかなって楽しみにしてます」と話した。

「舞いあがれ!」は1990年代から現在を舞台に、福原演じるヒロイン岩倉舞が、大空を飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生を描くドラマ。東大阪市と長崎・五島列島が舞台となっている。

【関連記事】阪神ニュース一覧