神宮で新記録弾を打てば1億円の家ヤ!! ヤクルト村上宗隆内野手(22)が、2試合ぶりの51号2ランを放ち、日本選手最多となる64年王貞治(巨人)のシーズン55本塁打まであと4本に迫った。5点を追う6回1死一塁、中日高橋宏からバックスクリーン左へ。この日、神宮球場で56号以降の本塁打を放てば、トップスポンサーのオープンハウスから「好立地の東京の家」(上限金額税込み1億円)が贈呈されると発表された。今季は残り10試合となった本拠で大きな“ご褒美”も狙っていく。

◆オープンハウス・ホームラン賞 ヤクルトの選手が神宮のオープンハウスの看板にホームランを直撃させたら東京の家1軒をプレゼントされる夢企画だ。16年にスタート。バックスクリーン上部の時計横の看板に直撃させると「東京の家1軒プレゼント」となったが推定飛距離160メートルの歴史的特大アーチが求められた。17年には、つば九郎が「やしゅだけずるい」と提案し、27奪三振と投手にも設定。18年はトップスポンサーとなり、バックスクリーンにも広告を増設したことで一気にチャンスが拡大。19年は広告のロゴサイズを2倍に。20年は右翼席上段に「特設ホームランゾーン」を設置した。年々、エリアが広がるも、あまりの難易度の高さに創設7年目を迎えたが、ここまで達成者はゼロ。今年開幕前は山田が「ちょっと左打者が有利。今年も達成者がいなかったら、来年はレフトスタンドにも(看板を)つくってほしい」と右打者救済を希望していた。