早大が、東京6大学リーグ6度の優勝に導いた応武篤良元監督へ、最高の報告を届ける。8日、秋季リーグ開幕(10日・神宮)に向けて、都内で会見が行われた。

7日に死去した応武氏と面識はないが、早大・中川卓也主将(4年=大阪桐蔭)は「強い早大をより強固なものにされた監督。1番思い入れがあるのは小宮山監督だと思う。(シーズンの)最後、強い早大を作ってくれた方へいい形で恩返しできる選手でありたいと思います」と話した。

今春リーグ戦は5位に終わり、悔しさを味わった。夏は新潟キャンプで猛練習。小宮山悟監督(56)からは「他のチームの選手たちも血眼でやっている。我々が春の雪辱を果たすためにはどうするか」という熱い言葉をかけられた。二塁手から三塁手にコンバートとなり、打順も2番から3番へ変更。「優勝と日本一への切符をつかむことが目標。チームが苦しいときに1本出せる打者になりたい」と話した。