阪神は10日、タイガースを題材に虎党を笑わせる大会「虎-1グランプリ」の初代年間チャンピオンが「祇園」に決定したと発表した。

甲子園外周ステージで4月から7月まで毎月、ネタを披露する予選会を行い、各月のチャンピオンを集めたグランドチャンピオンシップを9月に開催。オンライン投票の結果、5月の予選会を制した祗園が年間チャンピオンとなった。

祇園は「賞金10万円」と「阪神タイガース公式芸人の称号」「ファン感謝デーへの出演権」「ファーストピッチセレモニーでの投球権」「コラボグッズの発売」などの特典も獲得した。

祇園は木崎太郎(36)と桜井健一朗(38)のコンビで、08年に結成。18年に上方漫才大賞新人賞を受賞し、20年のM-1グラウンプリで初めて準決勝に進出した。「お待たせしました。木崎です」「誰も待ってないですよ」などと、ナルシシスト・キャラの木崎のボケに桜井がツッコミを入れるスタイル。