巨人打線が終盤まで沈黙し、最下位中日に連敗で2ゲーム差に迫られた。

■中日小笠原に終盤まで苦戦

中日の先発左腕・小笠原に苦しめられた。威力のある直球と緩いカーブに手を焼き、4回までノーヒット。5回先頭で岡本和が右前へのポテンヒットを放ってチーム初安打とするも、続くポランコの打席で三振ゲッツーに倒れてチャンスを逸した。5点を追う8回には岡本和の左前打で初のクリーンヒットを放つと、坂本のフェンス直撃の二塁打で1死二、三塁とチャンスを作り、大城が中前へ2点適時打。しかし、反撃はここまで。9回は守護神R・マルティネスに封じられた。

■メルセデスは10戦未勝利

先発のメルセデスは4回まで0点に封じていたが、5回先頭でA・マルティネスにソロを浴びて先制を許した。6回にも1死から連打で二、三塁とされたところで降板。5回1/3を6安打2失点で、「ホームランを打たれた1球が悔やまれます。最低限の投球は出来ましたが、もう少し粘り強くいきたかったです」と振り返った。6月4日ロッテ戦以来、3カ月ぶりの勝利はならず、先発10試合で勝ち星から遠ざかった。4番手平内も8回に3点を失い、リードを広げられた。

■最下位中日と2ゲーム差

今季の残り試合は13試合で借金は7。最下位中日に2ゲーム差に迫られた。