連敗を2でストップした阪神は、甲子園のお立ち台に先発で6勝目を挙げた西純矢投手(20)、好リリーフの岩貞祐太投手(31)、決勝打となった4回の左前先制打を放った原口文仁内野手(30)の3人が上がった。

西純は5回2/3無失点と好投も1点リードの2死一、三塁で降板。「自分が残してしまった走者だったので、本当に信じて(ベンチから)声を出して応援してました」。岩貞が11球粘られながらも高橋周を空振り三振に仕留めるとガッツポーズで喜んだ。

その岩貞は「抑えたくてうずうずしていました。(抑えられて)気持ちよかったです」と笑った。今季の好調の要因を聞かれると「筋肉です」と一言答え、スタンドから笑いが起きた。

決勝打の原口はこの日も3万7088人が詰めかけた甲子園の虎党に向かって「甲子園に戻ってきて、みなさんの声援が選手に力を与えてくれている」と、感謝した。

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