阪神糸井嘉男外野手(41)の今季限りでの現役引退が12日、発表された。糸井はこの日の午前中に、兵庫・西宮市のホテルで引退会見を開いた。

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近大・田中秀昌監督(糸井の同校先輩で、オフは同校グラウンドでの自主トレを見守った)「あれだけ体が大きいのに、身体能力が非常に高い。今年も『糸井さん、まだまだ現役続けられるね』と話して、本人も意欲的でしたね。『ファーストもあるかもしれません』とのことでファーストミットで練習をしていました。いつも、半日くらいでしょうか。室内練習場でよく打撃練習もしていた。年々、体力は衰えたと思うのですが、それを見せない体つきのスゴさがあった。ケガをしないためにも今年は特にストレッチを多めにしていた。糸井選手は佐藤をかわいがってくれた。『ありがたいな、佐藤』という話をしたことがあります。プロでの2年間、ありがたいですよね。長い間、お疲れさまでした、と伝えたい。今後も野球に携わってほしい。素晴らしい後輩です」

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