西武は投打に元気なく、痛すぎる4連敗を喫した。先手を取りたかったが、先発平井が3回6安打4失点。安田に2回は無死一塁から2ラン、3回は2死満塁から2点適時打を浴びた。さらに4回は鈴木が落球し、2点を失った。辻監督は「長いシーズンだから。投打ともかみ合わない時期もある」。吹っ切れたように明るい表情で語った。

打線も序盤の失点を取り戻す迫力には欠いた。散発5安打。9回に金子のソロで1点を返し、0封負けを回避するのがやっと。ZOZOマリンは2勝10敗。鬼門の地で、首位ソフトバンクに3連敗していた負の流れは変えられなかった。

自力Vは消滅しており、ソフトバンクとゲーム差は4。厳しい状況だが、残り9試合中7試合は勝ち越し15のベルーナドーム。指揮官は「ファンが必死に応援してくれる中、前を向いて戦うしかない」と語った。

▽西武平井(3回6安打4失点で8敗目) 2、3回は先頭打者を出し、良いリズムを作ることができなかった。入り球を慎重に投げることができればよかった。後手後手な投球だった。

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