出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化させる「現役ドラフト」が12月9日に開催されることが7日、決まった。

日本野球機構(NPB)選手関係委員会の委員長を務める広島鈴木清明球団本部長は「選手のためになるかどうかやってみないとわからないので、やってみて結果的にどうなるか。改善点があれば今後に向けて改善していく。似たような制度が過去に作られてきたけど、続かなかった。(現役ドラフトが)どこまで機能するか、試行錯誤の中で出場機会を増やすという方向性を持って進めていけたら」とコメントした。

また「(指名対象の)リストの中にある選手は、もちろん部外秘。自球団にいても出場機会がない選手の出場機会を与えてほしいという選手会の要望で対応してきた。戦力外の選手を選ぶわけではなく、契約した選手。それ相応の選手を選んでいく」と話した。