ソフトバンクの主将柳田悠岐外野手(33)が、チームを19年以来の下克上日本一へ導く。7日はペイペイドームでフリー打撃や守備練習を行い、8日からのCSファーストS西武戦への準備を終えた。9月30日の楽天戦で痛めていた首については「ぼちぼちです。まあ、プレーできるので大丈夫です」と明るい表情で話した。

2日の今季最終戦で、優勝を逃した。最後まで激闘が続いたこともあり「まだ疲れています」と苦笑いしながら「気持ちはもう、最近までやっていたので、スムーズには入れそうです」と、引きずることなく気持ちを切り替えている。

柳田は18年のCSでMVPを獲得し、リーグ2位からの日本一に貢献している。ポストシーズンの心構えとしては「そんなに変わらないですね。いつもと変わらないです」と平常心で臨むことが好プレーにつながっている。「2位なので、まずホームでできる。それはいいんじゃないですか」と、本拠地からスタートできることも前向きにとらえた。

初戦の相手先発はエース高橋。「集中してやるのが一番大事。いい投手なので、チャンスは少ないと思うんですけど、数少ないチャンスボールをとらえられるように集中して打席に立ちたい」と気合を入れた。【山本大地】

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