オリックスが優勝後初の実戦に臨んだ。2軍とENEOSの練習試合が雨天中止になったため、京セラドーム大阪にENEOSを迎えて9回制の練習試合を行った。吉田正ら主力が先発し9-0で快勝した。

先発した宮城大弥投手は2回をパーフェクト。11勝左腕は「もうCSに切り替わっています。いつもの試合のように臨めたし、いい感覚で投げられたのですごく良かった」。逆転優勝から5日。12日のCSファイナル初戦へ戦闘モードに入った。

宮城個人にとっても願ってもない対外試合だった。シーズン最終登板だった9月27日の楽天戦は自身最短の3回もたず4失点。最終戦は中継ぎ待機も経験した。もちろんCSでは再び山本に次ぐ先発の柱になる。「優勝できてうれしいけど、個人としては前回失敗している。先発の仕事をしっかりできるように」と調整を進めている。

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