「青柳対策」も実らず、2位DeNAが、3位阪神に0封負けを喫した。右打者の宮崎、ソトをベンチスタート。スタメンには左打者を6人並べ「青柳キラー」の神里に加え、藤田をスタメンで起用したが打ち崩せなかった。三浦監督は「いろいろしましたけど、点を取らせてもらえなかった」と悔しさをにじませた。

今季1勝3敗、通算5勝14敗の難敵攻略に向けた秘策“藤田抜てき”は、グラウンドで決断した。三浦監督は「最終決断は今日グラウンドに来てから。今まで(青柳相手には)柴田に三塁を守らせてましたけど、(対戦成績は)そんなに良くなかったし、藤田は守備も状態も良さそうだと」と説明。ベテランは、4月16日ヤクルト戦以来のスタメンに攻守で存在感を発揮したが、勝利には結び付かなかった。

3回以外は走者を出し、好機は作りながらも1本が出ず。8回1死一、二塁では佐野、牧が凡退した。ハマスタ史上最多の3万3033人を記録したが、ファイナルステージ進出に向け、崖っぷちに立たされた。三浦監督は「たくさんのファンが駆けつけてくれたのに申し訳なかったです。1敗したことは変えられないし、また明日」と切り替えを強調した。【久保賢吾】

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