ヤクルト村上宗隆内野手(22)が、CS初アーチとなる逆転2ランを放った。

1点を追う3回2死一塁。阪神藤浪に対しフルカウントとし、6球目の直球だった。振り上げた打球は左翼席へスタンドイン。「追い込まれていたので、コンパクトに打つことを心掛けて低めの球でしたがしっかりと押し込めました。逆転することができて良かったです」と納得の表情を見せた。

第1打席は打席途中に雨天により一時中断。再開後、四球を選んだ。前夜の第1戦も2打数無安打2四球だった。

昨季までの村上のポストシーズン通算成績は、9試合、32打数7安打、2本塁打、4打点、打率2割1分9厘。2本塁打は、いずれも昨年の日本シリーズで放ったもの。CSでの本塁打は、これが自身初めて。

令和初の3冠王は3日のDeNA戦、今季最終戦の最終打席で日本選手最多、プロ野球歴代2位となる56号ソロを放った。大事なCSでも、チームに力を与える1発を放った。

▽ヤクルト・オスナ(5回に2試合連発となる2号2ラン) 打ったのはストレート。追加点のチャンスだったので、甘くきた球を積極的に仕掛けようと思い、打席に入りました。完璧に打つことができました。

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