広島が15日、来季から着用する新ユニホームを発表した。チームを代表して九里亜蓮投手（31）、栗林良吏投手（26）、森下暢仁投手（25）、坂倉将吾捕手（24）が新ユニホームの発表、撮影会に出席した。
15年ぶりの一新で、今季までのモデルを継承しつつ、よりシンプルなデザインとなった。
ホームユニホームは「シンプル＋印象的」をコンセプトに、赤と紺を深い色とし、「赤いステッチ」や「赤い繋吹（しぶき）のラインが」がほどこされている。ビジターユニホームは「“赤”ד赤”」をコンセプトに赤を基調とするだけでなく、「選手名」や「Hiroshima」、背番号も赤となった。ユニホームに記された文字が小さくなり、袖やパンツのラインにあった紺色がなくなるなど、より赤が際立つデザインとなっている。
ホームユニホームを着用した栗林は「胸の赤色が濃くなったので、格好良くなっているなと。デザインが格好良くて着心地もすごくいいです」と感想を語り、ビジターユニホームを着用した森下は「生地も軽くなっていて動きやすい生地になっているので、動きやすいと思います」とコメントした。
撮影会終盤には新井貴浩新監督（45）がサプライズ参加し、背番号25をフライング発表？ した。「格好いいですね。格好いいと思います。前のユニホームの伝統を残しつつ、色の深みが増して格好いいなと。背番号は球団の方にお任せしていますので、背番号のことは言わないでください」。4選手とともに撮影会を行い、最後まで笑顔だった。
球団では6代目のユニホームとなる。今季までのユニホームはマツダスタジアム開場の09年から球団史上最長となる14年間、使われた。新井新監督を迎えて臨む23年シーズンから、広島の新たな歴史が刻まれていく。
