常葉大菊川(静岡)の安西叶翔(かなと)投手(3年)は日本ハムが4位指名し、交渉権を獲得した。同校では、14年に広島から5位指名を受けた桑原樹氏(26)以来の指名となった。

優勝候補に挙げられた今夏の静岡大会は、コロナ禍がチームを直撃。安西を含めた大幅なメンバー変更を余儀なくされ、4回戦で敗れた。それでも「やり切れない気持ちもあったけど、『プロで活躍する選手になりたい』という目標があった。立ち止まっているわけにはいかなかった」。部活動引退後も、1日も休まず練習を続けてきた。

スリークオーターとサイドスローの中間ほどの位置から腕を振る独特の軌道が魅力の最速150キロ右腕。甲子園は未出場だが、調査書は全12球団から届いていた。「どの球団でも、チャンスをくれたチームで勝利に貢献できる投手になりたい」と目を輝かせていた安西が、憧れの世界への扉を開いた。

京都市出身、186センチ、86キロ。右投げ右打ち。

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