函館大の148キロ右腕、竹下瑛広(あきひろ)投手(4年)は楽天育成3位で指名を受け、さっそくプロ入りを表明した。「育成であっても問題ありません。まずはプロ野球で1年間ケガをしない体作りをします」と声を弾ませて、今後について話した。

楽天のイメージを問われると、同じ右腕の田中将大投手(33)の名前を真っ先に挙げた。「小学校の時だったと思いますけど、やはり日本シリーズで日本一になった時の投球が今も印象に残っています。鳥肌が立ちました」という。そして石井GM兼監督についても「メジャーリーグで活躍したすごい投手。2人に負けないぐらいの投手を目指します」と力を込めた。

120キロ台後半だった球速が大学の4年間で148キロまで伸びた。「プロでは155キロまで伸ばして、直球で勝負できる投手になりたい」と竹下。育成から支配下登録を勝ち取り、1軍のマウンドで活躍する青写真を描いた。

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