ロッテ広畑敦也投手(24)が21日、ZOZOマリンで秋季練習に参加した。

宮崎でのフェニックスリーグに参加し、先発で好投もしていたが、第2クールで帰京。吉井監督は以前から今季1、2軍合計で投球回数が多かった投手は、途中帰京させる方針を明かしていた。この日は中森を相手に、キャッチボールで強い球を投げていた。

岡山出身の広畑は父の仕事の都合で、香川・高松市の屋島小学校に通学。中学で岡山に戻った。以前、日刊スポーツのインタビューで「本当は4年生までだったんですけど、僕の少年野球の都合で父が会社に頼んでくれたみたいで(6年生まで)」と明かしていた。

実は巨人ドラフト1位の高松商・浅野翔吾外野手(3年)も同じ屋島小の出身。「そうなんですよね」と広畑。「でも向こうが18歳で、僕が25歳(の学年)。全然年齢違うし、100%かぶってないです」とここまで面識はないようだ。

屋島は高松港の東側にある陸続きの山状の島で、源平合戦の地としても知られる。広畑はその名を冠した「屋島源平ウイングス」でプレーしたが「カープの塹江さんも同じところなんですが、もうなくなっちゃったんですよ」と寂しそう。浅野は同チームなどが統合された「屋島シーホークス」でプレーした。

それぞれがますます高めプロ野球での“源平合戦”を期待したい。【金子真仁】