昨季まで日本ハムでプレーした村田透投手(37)が、新たな勝負の場にオーストラリアでのプレーを選択した。20日にオーストラリアン・ベースボールリーグのオークランド・トゥアタラに所属することが決定。「チャンスを与えてくれたチームに感謝しています。投げられるのが楽しみです」と心待ちにした。

同リーグは、8球団が参加するオーストラリア国内のプロ野球リーグ。NPBからはDeNA宮国椋丞投手(30)、入江大生投手(24)、ソフトバンク風間球打投手(19)、三浦瑞樹投手(23)らが派遣されることが発表された。日本ハム、巨人でプレーした陽岱鋼も参加する予定で、対戦する可能性もある。

村田にとって、5カ国目の舞台となる。07年大学・社会人ドラフト1巡目で巨人に入団。10年に戦力外通告を受け、11年からは米国でプレーし、15年にはインディアンス(現ガーディアンズ)で1試合に先発した。オフ期間にはパナマやベネズエラのウインターリーグに参加。17年からは5年間日本ハムでプレーした。

昨年、11月に日本ハムを自由契約となってからも、現役を続行し、友人らのサポートを受けながら、自主トレを継続。約11カ月間、チームには所属せずに体作りに励み、オファーを待った。「投げられるように準備してきたつもりなので、今できることを全力で出したいと思います」と決意を込めた。【久保賢吾】

日本ハムニュース一覧はコチラ>>