ロッテ吉井理人監督(57)が来季4番候補の1人に藤原恭大外野手(22)を挙げている。

「可能性あるんじゃないですかね。ここの球場はライナーでも入るので。そういう打撃、彼できると思うので。しかも引っ張ってできる」と今季は1本塁打に終わったスター候補に期待をかけた。

打順とは? を熟考する秋だ。「昭和のころに言われたような1番は足速くて、2番は小技効いて、3番好打者、4番ドカーンみたいなのが本当に正しいのかをもう1回考えたい」。4番打者は回の先頭で回ることが多いとも分析する。「4番もあまり足遅かったら、先頭で出塁しちゃうとなんぼヒット打たないとホームまでかえって来れないとか」。得点効率を考えつつ「1、2番によく打つ打者がいた方が点入るんじゃないか」との考えもある。

走れて、振れる打者-。指揮官の概念には、芯を食った打球が強烈な背番号1は、確かにフィットする。4番藤原案の理由はもう1つ。「男前やし」。チーム屈指の人気を誇るイケメンスター候補だ。「この球場に女性も来てほしいので。(選手は)みんなおっちょこちょいなので、張り切ると思うので」。吉井ロッテが色濃くなってきた。【金子真仁】

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