巨人は25日、山口俊投手(35)、八百板卓丸外野手(25)に来季契約を結ばない旨を通知したと発表した。また併せて、2年目の戸田懐生投手(22)へは自由契約にすることを通知したと発表。育成契約を打診する見込み。

山口は、16年オフにDeNAからFA移籍。最多勝(15勝4敗)、最多奪三振、最高勝率のタイトルに輝いた19年のオフに球団では初めてポスティングシステムの利用を容認され、メジャーに挑戦した。

20年はブルージェイズで17試合に登板し2勝4敗、防御率8・06。翌21年はジャイアンツに移籍したがメジャー登板はなく、同6月に巨人に復帰した。故障などもあり、昨季は15試合で2勝8敗の防御率3・56、今季は1試合の登板に終わっていた。今後は他球団でのプレーを模索する見込み。

八百板は19年オフに楽天から戦力外通告を受け、12球団合同トライアウトで巨人に育成選手として入団。21年2月に支配下契約を勝ち取っていた。今季は39試合に出場して打率2割2分7厘、0本塁打、0打点だった。

戸田は20年に育成ドラフト7位で入団。21年6月に支配下契約を勝ち取った。今季はプロ初勝利を挙げるなど14試合に登板し、防御率は6・55だった。

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