「2022ユーキャン新語・流行語大賞」の「ノミネート語30」が4日、発表され、ロッテ佐々木朗希投手(21)を表現する「令和の怪物」もノミネートされた。

プロ3年目の今季、4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)でNPB28年ぶり、史上16人目の完全試合を達成。13者連続奪三振の日本記録も樹立し、国内のみならず海外でも話題になった。

佐々木朗は岩手・大船渡高3年の19年4月6日午後2時25分、奈良県内で行われた高校日本代表1次候補合宿の紅白戦で、横浜・内海貴斗内野手(現・法大3年)に対し、国内高校生史上最速となる163キロをマークした。

当時は同年4月1日に新元号「令和」が発表されたばかりで、5月1日の施行を控える段階だった。新元号ムードが高まっていた中での史上最速に、野球界も騒然。翌7日の日刊スポーツでは記事で「平成の最後に163キロの衝撃音が響いた。」とし「令和の怪物の誕生だ。」とネーミングして報じている。

なお佐々木は当時、令和の元号について「イニシャルが同じR(朗希=ROUKI)なんで。新しいなと思います」と話していた。