日本ハムへの入団が決まったドラフト3位加藤豪将内野手（28＝前メッツ3Aシラキュース）が4日、都内のホテルで新庄剛志監督（50）と並んで入団会見に臨んだ。新庄監督から「恒例の質問、いきますか。どこ守りたい？ 本音で」と問われると、加藤豪は「今、言うんですか？」と驚きながら「じゃあ、4番キャッチャーで」とサプライズ発言。
これにはエンターテイナーぶりにたけたBIGBOSSも「ハハハ。こういうボケも入れるからね。すばらしい」と、ユーモアセンスを絶賛した。
その後、あらためて起用イメージを問われた新庄監督は「セカンドで5番、6番あたりを打ってもらえたら、強いチームになる」と、加藤豪の起用プランの一端を明かしていた。
◆加藤豪将（かとう・ごうすけ）1994年（平6）10月8日生まれ、米カリフォルニア州マウンテンビュー出身。両親は日本人。3歳で日本に移り神奈川で生活。6歳で米サンディエゴに戻り野球を始めた。ランチョバーナード高から13年ドラフト2巡目（全体66位）でヤンキース入団。19年オフにマーリンズ、21年パドレス移籍。今季はブルージェイズとマイナー契約し、初のメジャー昇格で8試合に出場。5月からメッツ3Aでプレーした。185センチ、91キロ。右投げ左打ち。
