ももいろクローバーZの高城れに(29)との電撃結婚発表で世間を驚かせた日本ハム宇佐見真吾捕手(29)はこの秋、「幸せ痩せ」でまた注目を集めている。

好物の揚げ物を控え、白米は玄米に変更。練習後は20~30分のジョギングで汗を流すことを習慣化した。新庄監督からの減量指令を受けた9月中旬からすでに6キロ以上減らしている。「目標は86キロ台。体を維持しているボスを手本に、しっかりやっていきたい」と語った。

来季は正捕手の座をつかんで、幸せいっぱいの新婚生活に華を添えたい。日本ハムは11日、国内FA権を行使したオリックス伏見との交渉に臨むことを表明。入団が実現すれば正捕手争いの激化は必至だ。「もし来るとなったら負けられない」と早くも闘志を燃やす。「ここからがまたスタートライン。来季しっかり結果を残したい」と勝負のシーズンを見据えて語った。

○…阪神からトレードで加入した江越が、ライブBPで5打数3安打。5打席目では左腕の根本から、中堅越えの二塁打を放った。ミート中心の打撃に変えて、課題だった空振りが減ってきた。「バットのヘッドだけをうまく使うというか、相手投手のボールの勢いを生かして打つことを意識している。力感なく、うまくヘッドを使った打撃が出来ている」と、うなずいた。

○…育成2年目の松本遼が、支配下入りを狙ってブルペンで猛アピールした。褒めて育てる“新庄塾”で、1日の投球では人生最多の132球を投げた。新庄監督から指示され「スーパークイック」で投げてみると、「クイックの方が球が強いよ」と褒められた。通常より、歩幅がやや狭い。「自分のリリースに合っていると感じた」と、飛躍へのヒントをつかんだ。

○…清水は持ち前の長打力アップを来季のアピール材料にする。4日に就任が発表された佐藤ファーム野手育成コーディネーター兼打撃コーチから、足の小指の使い方まで細かな技術指導を受けている。「小指を地面の方向に力を入れると、バットのヘッドが自然と立つようになった」と話す。「来年は一からのスタートだと思っている。少しでもレベルアップして冬を越したい」と力を込めた。

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