西武からドラフト5位指名を受けた近江・山田陽翔投手(18)が13日、滋賀・大津市内のホテルで入団交渉を行い、合意した。

契約金2500万円、年俸700万円。甲子園で通算11勝をマークした右腕は「あらためてプロ野球選手になるんだと実感しました。また新たなスタートということで、今はワクワクの気持ちが大きいです。まずはけがなくプロ野球の世界に慣れることから始めて、少しでも早く1軍に上がれるようにがんばっていきたい」と誓った。

もともと西武は“なじみ”があった。思い起こす光景がある。甲子園へ向かうバスは西武グループである近江鉄道のものだった。そこには「ライオンズ」のマークがデザインされていた。そして指名された。「縁を感じています」と語った。

ドラフト5位からスタートするプロの道。山田は「これからはファンの皆さまに愛される選手になりたいと思いますし、両親やこれまでも応援してくれていた方々には結果で恩返ししていきたい」と力を込めた。(金額は推定)

西武ニュース一覧はこちら―>