トレードでDeNAから中日に移籍した砂田毅樹投手(27)の入団会見が25日、名古屋市内の球団事務所で行われた。同投手は背番号「39」、年俸は600万円減の5000万円で契約を結んだ。

京田陽太内野手(28)との1対1の交換トレードで移籍した左腕は「心機一転。もう1度やり直すチャンスをいただけた。中日の優勝に貢献したい」と力を込めた。

今季は15試合登板に終わったが、18年には70試合24ホールドを記録するなど、育成入団ながら9年間で通算269試合、9勝13敗、72ホールド、防御率3・67の成績を残した。「持ち味は走者がいても自分の投球ができる。どんな場面でもゼロで抑えるのが持ち味」と続けた。

最優秀中継ぎ賞も受賞した左腕リリーフ福が、国が難病指定する黄色靱帯(じんたい)骨化症による手術を受けるなど復帰時期が不透明。会見に同席した立浪監督も「左の中継ぎが手薄。砂田投手にそこのポジションを任せたいなと思う」と期待を寄せる。

SNSで中日選手をフォローした際に、エース大野雄が自らDMなどで連絡を取ってくれた。「(大野さんは)敵として見ていた時は対戦したくない相手。教わってプラスにしたい。キャンプでは会話したい」。頼れるエース左腕に弟子入りすることも明かした。(金額は推定)

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