DeNA柴田竜拓内野手(28)が25日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、300万円減の5600万円(金額は推定)でサインした。

今季は2年連続開幕スタメンを勝ち取り、キャリアハイとなる96試合出場。だが、打率は1割9分5厘に終わった。「すべてにおいてチームに貢献出来ていない。2年連続で(ヤクルトの)優勝の姿を見せられて、やっぱり一番になりたいっていう思いが年々強くなっていますし、リーグ優勝、日本一を目標にしたい。守備からになってくると思うので、その中で打撃でも違った僕を見せていきたい」。武器の守備はもちろん、打撃力もアップさせ、中心を担うつもりだ。

遊撃の定位置争いは激化している。大和内野手(35)、森敬斗内野手(20)らだけでなく、中日からトレードで京田陽太内野手(28)も加入。「僕もうまくなれるチャンスだと思う。いろいろな感覚を持っている選手だと思うので楽しみ。いろいろ盗んでいけたらいい」と新戦力との競争もプラスに捉えた。【鎌田直秀】

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