今季限りで現役を引退した中日福留孝介外野手(45)がセ・リーグ功労賞を受賞した。

登壇した福留は「今季限りでユニホームを脱ぎますが、24年間たくさんの方々に支えられ、プロ生活を終えることができました。今後はユニホームを脱いで、いろいろなことを経験し、勉強して、プロ野球界に恩返し、貢献できるようにやっていきたい」とスピーチした。

福留は今季開幕戦で「3番・左翼」でスタメン出場。44歳10カ月での開幕スタメン出場し、98年の日本ハム落合博満の44歳4カ月を抜いて最年長記録を更新した。しかし、打撃は振るわず、22試合1安打で交流戦終了後に登録抹消。シーズン終盤に現役引退を公表した。24年間に及んだ現役生活では日米通算で2619試合に出場し、2450安打、327本塁打、1273打点、打率2割8厘などの成績を残した。