野球場でゴルフ!? 楽天生命パークは、3日から6日までの4日間、ゴルフ場へと変身した。

企画イベント「STADIUM GOLF Supported by 楽天GORA」を開催。日本球界初の試みとなった。

全9ホールで、各ホール50から120ヤードに設定。本塁付近やスタンドに設置されたティーイングエリアから、フィールドに向かってショットを打つ。ピンまでの距離でスコアが決まる。チームからは、辛島航投手(32)と小深田大翔内野手(27)の2人が体験。ベストスコアは辛島が77で小深田が82。ゴルフの腕には自信がある2選手だが、はじめは悪戦苦闘。グラウンドの天然芝はボールが転がりにくく、ピン付近に敷かれたシートの上にはボールが止まりにくい。辛島は「たぶん、仙台で一番難しいグリーン」と悲鳴を上げた。

それでも、野球場で別競技ができるのは貴重な経験。小深田は「野球する場所でゴルフをやって、すごく新鮮だった。ファンの方はスタンドからしか(試合を)見られないんですけど、中に入って楽しんでもらえるのが魅力」と笑顔だった。チケットは抽選販売されるほどの人気ぶり。普段とは違った雰囲気の楽天生命パークを味わえる-。新たなオフの風物詩となるかもしれない。