阪神は12日、大阪市内のホテルで新入団選手発表会見を行い、ドラフト1位の森下翔太外野手(22=中大)は背番号1に決定。同番号は鳥谷敬氏(41=日刊スポーツ評論家)が19年まで16年間背負っており、「1番が自分の背番号になれば」と決意を話した。

森下は背番号1について「伝統的な番号をいただけたことにすごくうれしく思う。自覚と責任を持ってプレーしたい」と意気込んだ。もちろん鳥谷氏が着けていたことを知っており、「引き継ぎながら自分のプレーを発揮して、1番という数字が自分の番号になれば一番いいと思っているので夢は大きくいきたい」と続けた。

岡田監督は「背番号は自分のものにしないといけない。まだ甲子園は1番鳥谷のユニホーム着てるファンが多いですよね。そうでなくて1番森下というユニホームをファンにいち早く着てもらって応援してもらえるようにやってもらえたら」と期待を寄せた。

森下は「エンゼルス大谷選手のように世界で通用するプレーヤーになりたい」と自身の将来の選手像を話した。最後は「チームの勝利にいち早く貢献して、『アレ』を目指せるように頑張りたいと思うので、応援よろしくお願いします」と締めた。

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