日本ハムが来季の新外国人選手の補強を野手一本に絞っていることが18日、分かった。

今季は投手4人、野手3人の外国人7人体制で臨んでいた。シーズン終了後に投手4人は全員残留が決まったが、野手はレナート・ヌニエス内野手(28)が退団。王柏融外野手(29)は育成再契約となり、アリスメンディ・アルカンタラ内野手(31)のみ支配下で残留となっていた。球団幹部は「投手は、もう取らない。支配下で野手1人は取りたい」と説明。今オフに中日を退団したキューバ出身のアリエル・マルティネス捕手(26)も補強候補の1人とみられる。

また、ソフトバンクへFA移籍が決まった近藤健介外野手(29)の補償については「(人的補償の)リストは届いていない。届いてから(新庄)監督とも相談して決めないといけない。年内は難しいかもしれない」と説明。ソフトバンクから提出されるプロテクト名簿の到着時期によっては、人的補償か金銭補償かの結論が越年する可能性も示した。

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