矢沢と矢沢は、どちらが勝つのか。日本ハムドラフト1位の日体大・矢沢宏太投手兼外野手(22)は投打の二刀流ならぬ“矢沢流”でプロの世界に飛び込む。

投手、野手、走者-。それぞれが対戦すると、どんな勝負が繰り広げられるのか。「日刊スポーツ新春特別バトル」として、本人解説のもと、勝敗を判定してもらい、さらに「○×質問」をぶつけ、二刀流に挑戦する内面をのぞいてみた。

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「大舞台でこそ力が出る」。そんな強心臓ぶりを取材でも発揮していた。数年ぶりに持ったという筆で「新球場初ヒット」としたためた書き初めは一発勝負で書き切った。止め、はね、はらい-。文字は美しさと力強さを兼ね備える。「バランスを取っているだけ」とは思えない達筆さを披露してくれた。

取材では分析能力の高さを感じさせた。○×質問ではほとんどの質問に即答し、その理由を的確に答えてくれた。「矢沢VS矢沢」の解説では、日ごろの自己分析に裏打ちされた鋭い考察を披露。「投手矢沢VS代打矢沢」は引き分け判定だったが、きめ細やかな解説に思わず納得してしまった。高い分析力を駆使し、投打の二刀流に挑む1年目、矢沢の緻密な分析のもとに紡がれる言葉を記事にする日が待ち遠しい。【日本ハム担当=石井翔太】