レギュラー勝ち取る! 阪神ドラフト1位の中大・森下翔太外野手(22)が2日、横浜市内の西洗第一公園で自主トレを公開し、「勝」と今年の1文字を選んだ。地元で「こども甲子園」と呼ばれた思い出の地で、聖地での輝超えアーチを目標に設定。箱根駅伝で奮闘する同大学のタスキリレーに刺激をもらった。右の強打者として期待される背番号1が、関西の地で飛躍を遂げる。
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年が明けて戦闘モードに切り替わっていた。ルーキーながら右翼レギュラーも期待される大砲は、今年の抱負を漢字1文字でと問われ「勝」を選んだ。「1年目が大事。どんどん勝負して失敗を恐れずに頑張りたい」。座右の銘に「Aggressive」と掲げる男は、勝負にこだわる強い気持ちをここでも込めた。
この日は横浜市内の西洗第一公園で自主トレを公開。戸塚シニアの同級生とともにキャッチボールやランニングなど、約2時間汗を流した。同公園は地元で「こども甲子園」として親しまれた場所で「甲子園に行く?」と仲間を誘い、グラウンドに集まり練習。大会も行われ、左翼方向へ豪快なアーチを描いた思い出の地だ。
プロでは本拠地となる甲子園に思いをはせた。「(甲子園で)2桁はしっかり目指して、自分の名前が有名になるくらい甲子園で結果を残したい。甲子園の歴史に名前を刻めるような選手になりたい」。21年にルーキーだった佐藤輝が甲子園で8本塁打をマーク。輝超えが1年目の目標だ。
新春から心を躍らせた。箱根駅伝の戸塚中継所は森下の地元で、今年は中大が同中継所を1位で通過。友人がマネジャーなこともあり、朝から箱根駅伝にくぎ付けだった。さらに往路2位の奮闘に大興奮で「注目しているので(復路も)頑張って欲しい」と刺激を受けた。
鳥谷敬氏(41=日刊スポーツ評論家)が16年間付け続けた背番号1を継承。新たなスタートを切る。これまで新人王、侍ジャパンなど将来的な目標も口にしてきたが「まずは1軍。スタメンを勝ち取って試合に出ないと始まらない。どんどん攻めて引かずにいきたい」。1年目から厳しいサバイバルを勝ち抜く。【三宅ひとみ】



