西武の育成ドラフト1位、野村和輝内野手(19=日本海・石川)が7日、埼玉・所沢の若獅子寮に入寮した。
手にしていた内野手用のグラブは、少し小さいように見えた。「僕が野球を始めた時に、初めて親に買っていただいたグラブです。小学6年生くらいから野球を始めて。そのころからプロ野球選手になりたかったので、部屋に飾りたいと思います」と思いを口にした。
プロ野球選手には小学校低学年、中学年から野球を始めた人も多い。野村は6年生から。「それまでいろいろ、空手とか他のスポーツをしていて。ボクシングも、友達の親のところでやっていたり」。やがて野球に誘われたが「最初は何も分からなかったので。投げ方もグチャグチャでやっていました」。グラブも借り物だったという。
駐車場でキャッチボールをしていたら「1回、練習においで」と声を掛けられた。八尾ペッカーズの指導者で、そのまま入団の運びへ。その時に初めて買ってもらったグラブが、硬式用のものだった。
「独立リーグの時もたまに、キャッチボールとかで使っていましたね」
原点の感謝を忘れず、少年時代より少し大きなグラブをはめる。【金子真仁】



