阪神は9日、兵庫・鳴尾浜球場での新人合同自主トレを開始した。ルーキー7人が集結。ドラフト1位の森下翔太外野手(22=中大)は右足のコンディション不良、同2位の門別啓人投手(18=東海大札幌)は自主トレの前の体調不良で大事を取り、初日から別メニューとなった。

同3位井坪陽生(ひなせ)外野手(17=関東第一)、同4位茨木秀俊投手(18=帝京長岡)、同5位戸井零士内野手(17=天理)、同6位富田蓮投手(21=三菱自動車岡崎)、育成1位野口恭佑外野手(22=九産大)はキャッチボール、走り込みなどフルメニューをこなした。森下はグラウンドでキャッチボールやジョギングなど元気な姿を見せた。

この日、視察に訪れた岡田彰布監督(65)も森下に対し「当然1年目からポジションを取るというか、できればそういう形で食い込んでくれれば、チームとしてもすごく活性化すると思う。外野はまだ決まってないポジションが2つもあるんで。けがも焦らずにね。今から3週間、2月1日に万全な体調で合流してくれたらいいと思います」と期待を寄せた。

練習を終えた森下も「緊張感も少しありますが、心境としては変わりなく頑張っていきたい。(春季)キャンプに向けて自分自身がしっかりパフォーマンス出せるように準備していきたいです」と意気込んだ。

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