西武高橋光成投手(26)がブルペンの足元にペットボトルを置いた。
19日、南郷キャンプ第3クール最終日。水分補給や捕手との意見交換も交えながら、95球を投げ込んだ。
これまでと比べると、一気に球数を増やした。
「実戦も近くなっているので。体もいけそうだったので」
22日に予定されている紅白戦で、今季初めて実戦マウンドに立つ予定だ。3月31日のオリックス戦(ベルーナドーム)で開幕投手を務めることが内定。ここからは正式に“逆算”の調整になっていく。
この日は柘植世那捕手(25)が高橋の球を受けた。開幕戦でバッテリーを組む可能性もある中で、いろいろなカウントを想定しながらのブルペンになった。「どれくらい曲がっているか、自分のイメージとマッチしているか」。柘植に尋ねたり、測定機器のラプソードの数値を確認したり。
2年連続パ王者のオリックスと開幕戦でぶつかる。3年連続開幕投手の高橋にとって、オリックスとの開幕戦も3年連続になる。「まだ、自分ですね。自分中心に考えています」。相手打線の分析よりも、自分と見つめ合うことに比重を置く2月の半ばすぎ。じっくり時間をかけて、丹念に作り上げる。【金子真仁】



