セットアッパー期待の阪神岩崎優投手(31)が20日の沖縄・宜野座キャンプで行われた実戦形式の打撃練習で打者相手に初登板し、上々の仕上がりをアピールした。

渡辺諒、板山、島田、森下相手にのべ6人と対戦し、安打性は島田の1本だけ。森下は内寄りの真っすぐでバットを真っ二つにへし折る遊ゴロに仕留め、スタンドを沸かせた。それでも本人は「もう少し(コースに)投げ分けができれば。変化球は投げ始めなので、精度を上げていきたい」と引き締め、ブルペン投球で入念に課題を確認していた。キャンプ中に実戦登板する予定はなく、じっくりと調整を進める。

森下にも貫禄を示したが、初球に左翼に運ばれ、あわや本塁打の大ファウルを振り返り「びっくりしました。ガバーンといって」と驚きの表情。「しっかり強いスイングをしている」と感心していた。

昨オフ、4年総額推定8億円でFA宣言残留。「絶対に“アレ”をして、(ファンを)喜ばせたい」と意気込む10年目のベテラン左腕が、好発進を決めた。