日本ハムのドラフト1位、矢沢宏太投手(22=日体大)が21日の中日との練習試合前にブルペン入りし、プロ初登板となる23日のロッテとの練習試合(沖縄・名護)に備えた。試合には7回に代打出場し遊ゴロも、投手の調整から野手で実戦出場する“二刀流”はプロ初。「大学のときはこういう日もあった。ライブBPではボールが抜けていたので、23日の実戦で、どれだけ修正できているか楽しみ」と意気込んだ。

ブルペンでは左打席に稲葉GM、右に新庄監督が入った中で投げ「両方入ってもらえて意識が真ん中に行き投げやすかった」と感謝。新庄監督からはカーブを「今のボールいい! それ以上いいボール投げないでいいよ」と絶賛される場面も。キレの良さに「ピッチャー1本でいこうか。打者で何本打ってるの」と尋ねられ「6打数5安打です」とこたえ「迷わせんな」と冗談めかして返された。

この日の試合は、久米島での合宿を終えた日体大の同期や後輩57人が観戦。昨秋まで矢沢の球を受けていた高橋建心捕手(3年=桐光学園)は「バネのような動きも変わらない。是非プロでも活躍して欲しい」とエール。投打で結果を残し“弟分”に夢を届ける。【永野高輔】

○…伏見が新庄監督のアドバイスを生かし、移籍1号を放った。「8番捕手」で先発し、4回2死三塁で中日福谷から右越え2ラン。「新庄監督からちょっと右肩が落ちる癖があるので、もう少し姿勢を正してやれば逆方向に押し込めるよって、教えてもらえた。練習で意識して実戦でもできて良かった」と感謝した。リード面では先発鈴木を3回まで無失点に導き、攻守で存在感を示した。

○…4番野村が23年1号を放った。7回1死一塁で中日の左腕砂田から右越え2ラン。「風の部分もあると思うし、自分の中で押し込めた部分もあったので、距離感的には分からないですけど、結果として出たのは良かった」。キャンプでの実戦はすべて4番で出場し「監督から練習試合含め4番でいけるようにとは言われている。なんとか結果を残してつかみ取れたら」と引き締めた。