帯状疱疹(ほうしん)を発症して治療を受けているプロ野球広島OB北別府学氏(65)の病状について、妻の広美さんが21日、「ピンチを切り抜けました」と北別府氏のブログで報告した。

広美さんは4日、北別府氏が帯状疱疹を発症したことを報告。「先月後半からいつもより体の動きも口数も少ないと感じておりましたが、下半身にできた発疹を訪問の看護師さんが見つけてくださり迅速に治療を開始できました」と経緯を説明するとともに、「苦しい状況になった時にせん妄状態になり意識にない言葉が出ることがあります」と症状を記していた。

今回のブログでは「目の前のピンチを切り抜けてくれたようです! はっきりと目を開けて普通に会話をしてくれました。起きた時を狙って口に流し込むという感じですが、スープやお粥などを少しだけ食べてくれるまでに」と、快方に向かっていることを報告。病床の北別府氏の近影をアップし、「まだまだ頑張りますので宜しくお願い致しますと主人が申しております」とつづった。

北別府氏は2020年1月、成人T細胞白血病を公表し、入院。同5月に息子をドナーとする末梢(まっしょう)血幹細胞移植を受けた。22年6月には感染症からくる敗血症を患い入院していた。