広島は21日、ロッテとの練習試合で今年チーム初黒星を喫した。

投手陣は計8四死球を与えるなど制球を乱し、失点を重ねた。攻撃陣は中心選手の存在感が光る。秋山翔吾と西川、途中出場の坂倉がそろって対外試合2戦連続安打。この日は3人そろって打点を挙げた。新井貴浩監督(46)の一問一答は以下の通り。

-投手陣は四球が多かった

新井監督 四球もあったけど、勝負にいっての四球なので。いつもいいわけではないから。ましてや初めて登板する投手ばかりなので、次に向けてどう修正するか楽しみに見たい。

-シーズンでの秋山1番の可能性について

新井監督 もちろん、十分にある。まだ決まっていないですし、シーズンに入っても固定というのはできないと思う。その中で、よーいドンでアキ(秋山)が一番だと相手が嫌だと思う。いろいろなものを試していきたいと思います。

-試すということで言えば、西川選手が一塁守備に就いた

新井監督 そういうこともあるよというのは本人にも伝えてある。シーズンに向けて、いろんなことを想定しながら準備したいというのがあるので、できるときにやっておきたい。

-新人の長谷部投手が対外試合初登板で3連続四球も無失点

新井監督 本人に「どうだった?」って聞いたら「緊張しました」って言っていた。でも、良かったんじゃないですか。初めての試合であれだけ投げられれば。気持ちの入り方も違ったし、良かったと思いますよ。相手に向かっていく姿というのがね。

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