開幕投手が内定しているロッテ小島和哉投手(26)が10日の楽天戦(午後1時開始、静岡)で、オープン戦初登板初先発する。

9日は試合に備えて、静岡に移動した。対外試合初登板だった2日の練習試合オリックス戦では先発で3回49球を投げ、5安打1四球3失点。連打も浴びた。「ランナーがいない時のピッチングがばらついた(という)課題が出たので、クイックとかランナーがいる想定の練習をいつもより多く取り組みました」。早い投球動作の中で、走者のある、なしに限らず体がブレないことを意識することが狙いだ。

すべては3月31日に行われるソフトバンクとの開幕戦(ペイペイドーム)から逆算しての登板となる。前回は使わなかった、新たに取り組むフォークボールも「今回は使おうと思っています」と球種も増やしていく予定だ。「開幕の投げる日を言われているので、この時期に抑えても、あまりうれしいというのはない。めちゃめちゃ打たれたらショボーンとなるんですけれど…。打たれても悪くても、あと何試合あるからという計算で出来ているので、バッターとの対峙(たいじ)機会を多く重ねられれば良いと思う」。楽天戦では4イニング以上を投げる予定だ。

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