ロッテの新外国人左腕C・C・メルセデス投手(29=巨人)がオープン戦2度目の先発マウンドに立ち、4回2失点で開幕ローテ入りへの手応えをつかんだ。

初回はヤクルトの1、2番に、いずれも初球の直球を左翼線に運ばれ、2球で無死二、三塁のピンチを招いた。続く打者の遊ゴロの間に先制点を許し、2死後には一塁走者の挟殺の間に三塁走者が生還し2点目を与えた。「1回は2本続けてアンラッキーなヒットが出てしまったけれど、2回以降はアグレッシブに投げられたし、打者のインコースを突く投球が出来たので良かった」。低めに集めた6個のゴロアウトなど、4回3安打2奪三振1四球の内容には納得の表情を見せた。

オープン戦初登板だった8日の日本ハム戦では初回に清宮に2ランを浴びるなど、3回3安打3失点。「前の時は失投が多くて真ん中にボールが集まってしまったが、今日の試合はしっかりコントロール出来た。しっかり準備出来ていますし、開幕に向けて少しずつ調子も上がっています」。開幕投手内定の小島和哉投手(26)に続く、先発ローテーション入りが有力となってきた。【鎌田直秀】

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