チェコ投手の「遅球」に刺激! 開幕投手最有力のヤクルト小川泰弘投手が、WBCチェコ代表サトリアの遅いチェンジアップの習得に意欲を見せた。

本業が「電気技師」のサトリアは11日の1次ラウンド日本戦に先発。3回1死二塁の場面で大谷を116キロのチェンジアップで空振り三振に仕留めるなど、3回3失点の粘投を見せた。

テレビ観戦した小川も昨季から遅いチェンジアップを多投しており「チェンジアップは良かったですね。あれを投げたいなと思いました」と刺激を受けた様子。「腕を振って、しっかり変化もしていた。ただ遅いじゃなく、落ちるチェンジアップもあった。変化幅とか、いいなあと思いましたね」と話した。

17日は自身今季初の神宮で阪神戦に先発予定。「前回(9日ソフトバンク戦で3回1安打無失点)チェンジアップとか浮き球があったので、そこを修正できるように」。チェコの投手を参考に、チェンジアップに磨きをかけていく。

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